(この記事は2025年11月11日に更新されました。)
2025年のポーカー事情を更新しました!
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まともに働きたくない私がポーカーで食っていけるかなあなんて思い、ポーカーでキャッシュゲーム(お金をかけて行うゲーム)をするために海外に3週間ほど滞在したレポブログです。
初めての地はフィリピンのマニラです。海外でポーカーデビューをする方やポーカー旅行をしに行こうと思っている方の参考になればうれしいです。
海外の初キャッシュにフィリピンを選んだ理由

結論的にはフィリピンは海外でのポーカーデビューするのに打ってつけの環境だと思いました。
そんな理由をまとめていきます。
滞在費用が安い
他の国に比べて物価が安く、食費や生活費を抑えることができます。
ご飯代が1食300~500ペソ(700~1000円くらい)で収まります。ただし、フィリピンの食はそこまでおいしいものではないので期待しないほうがいいです。
ホテル代も1泊3000~4000円程度に収まると思います。今回の旅では設備を重視したため少し高めになりましたが、いいホテルでも1泊6000円くらいでした。
安心の低レートかつ勝ちやすい
フィリピンのポーカーは25/50ペソ(0.5/1ドル)の卓も立っていて初心者にも安心です。
こちらのレートはオカダマニラとCOD(シティオブドリームズ)にて発見。非常に賑わっていました。
リゾワでは50/100ペソがメインとなっていましたが、ポーカーのレベルは地元の方がメインのリンプ&コールが多めの環境でかなり緩く感じました。
※25年時点でも緩い状況は変わりません。一部の日本人や韓国、欧米の方などしっかり打てる方も卓にいる可能性はあるので見極めましょう。
国内のアミューズメントポーカーでそれなりに戦えている人は問題なく打てるとレベルだと思います。
初めてのポーカー旅(フィリピン)準備編
ここではどのような準備や持ち物が必要だったかを記載していきます。
申請など
2025年現在、フィリピン滞在30日以内であればビザの申請は必要ありません。
※再度申請を行うことで最長60日滞在が可能とのことです。
その代わりに「e-travel」というサイトでの事前申請が必要になってきます。
こちらは無料で申請ができ、入国も出国時も必要となります。
あった方がいい物
一般的な旅行グッズのほかにポーカー旅ならではの持ち物やサービスなどを記載していきます。
SIMカードorモバイルwifi
知らない土地でのインターネット環境は必須です。それでもフィリピンではネットが繋がりづらかったします。一応カジノ内にもwifiはありますが、安定性があやしいです。SIMカードは現地でも安価で購入できます。
上着(羽織るもの)
カジノ内は思ったより寒いです。特にエアコンが真下にあたる席などもあって半袖だと寒かったです。
暖かい季節でも簡単な上着があると重宝します。
雨具(雨季の場合)
私が滞在していた期間がちょうどフィリピンの雨季に当たっていたようで、毎日のように激しい雨が降ってました。そういった時期ではカッパや折り畳み傘は必須です。
Grab(配車アプリ)
ウーバーみたいな配車アプリ。多分一番使ったアプリです。
フィリピンではタクシーでぼったくりや強盗は多いみたいなので、アプリで運転手を管理しているこちらは安心感ありました。何度も使いましたが一度もぼったくりにあったり、危険な目には合わなかったです。
円/ペソでの両替について

円からペソへ両替する際にレートがいいのが意外にもカジノ内にあるスロットです。
カジノの会員カードを作成後、スロット台にカードを入れて、そのまま円をスロットに挿入すると自動的にペソに両替できます。
スロットは回さなくていいので、そのまま会員カードを出してからカジノ内の機械にカードをいれたらペソを取り出せます。
カジノよりも履歴が残って安心の下記のチボリ銀行にて両替推奨です。
また、ペソから円への両替はオカダマニラ内にある「チボリ」という両替所のレートが良くておすすめです。
オカダマニラの1Fカジノエリアの中にあるのですが、ちょっとわかりずらい場所にあります。
これがチボリ↓

カジノからは正面入り口から、
①写真1枚目を右折
②2枚目の看板の下の道を右へ入る
③その道沿い VIPルームみたいなところを通るとあります。



ホテル側からはこの道の途中右側のVIPルームみたいなところを入るとあります。

分からなければ、スタッフに「Where is chibori?」と聞いてみましょう。案内してくれます。
お昼の時間、夜間が営業休憩していたので時間帯によっては空いてないので注意しましょう。
空港やほかの銀行よりレートはかなり良かったです。
フィリピン マニラでのポーカー情報
マニラ内のポーカールームについて得点形式でレビューしていきます。
その都度、情報を更新していきます。
※25年11月時点のものとなります。
リゾートワールド(現在はニューポートワールドリゾートに改名)
マニラの国際空港第3ターミナルからすぐの場所にあるカジノ。
※ポーカールームが24年から移転して、ヒルトンホテル側となりました。
場所↓こっちのほう。


以下の「REGISTRATION」から打ちたいレートを英語で伝えてましょう。
会員カードがなくてもエントリー可能ですが、あるとスムーズです。

客層:6割が現地のフィリピン人。2割アジア系(日本、韓国、中国)。2割その他の国。
レート:50/100ペソ~
レーキ(手数料):5%+4BBキャップ(400ペソ)+ジャックポットで0.5BB
MAXバイイン:300BB 50/100なら30000ペソ。
稼ぎやすさ
★★★★☆
特に現地人がリンプやコールが多く、バリュー過多でブラフがほぼありません。3BETも少なくてわかりやすい。
現地人に関しては全体的にパッシブでコールが多く、ブラフも少なかったです。そのため、バリューを見誤ることなくしっかり取っていく先方が効果的でした。
一部、現地以外の人が3BETやブラフ頻度も混ぜてくるので、そこに対してはコールやレイズ頻度も増やしていいと思いました。
ジャックポットもあってか、とにかくフロップみたいマンが多いので、プリフロップでしっかり強いハンドを絞って、リンプに対して大きめのレイズ(12~18BBくらい)でアイソレートしていきましょう。
それでもコールされて、3BETマルチウェイもざらにあります。如何に強いハンドを待ってバリューを取りに行くかが大事な環境な気がしました。
環境
★★★☆☆
インターネットもwifiがあって、充電器も卓の下にあります。ディーラーさんが手動でトランプをシャッフルして配るので回転は非常に遅め。結構ミスもあるので注意。
移転して、ポーカールームが広くなりました。夕方から夜間であれば50/100誰かしら打ってます。
飲食
★★★☆☆
無料で飲めるコーヒーや水が置いてあります。
近くにいる茶色の服のスタッフに声をかけると、ミルクやティーなども持ってきてくれます。フードメニューもあり500ペソくらいで中華系のご飯を食べることができます。
カードによるコンプなどはなさそうです。(情報あったら教えてください!)

周辺施設
★★★★★
カジノのあるエリアはワールドポートという区画の中にあって、周辺施設はかなり充実しています。
また、地元の方いわく国内で一番安全といえるエリアと言われているそうで、深夜でも警備員が配置されるなど比較的出歩きやすいエリアでした。この周辺でホテルを取るのが妥当かもしれません。
オカダマニラ
日本のユニバーサルというパチンコ、パチスロメーカーの会長さんが長年かけて作ったリゾートホテル。非常に豪華な建物でカジノ広くて綺麗でした。


レート:25/50ペソ~
レーキ(手数料):10%+4BBキャップ
MAXバイイン:200BB
稼ぎやすさ
★★★☆☆
リゾートホテルのためか、現地の人以外の国籍が多かったです。特にトーナメント期間中は日本含む海外客が多くなります・
レーキはポットの10%なのでリゾワの倍です。リゾワ以外のポーカールームは10%が基本のようです。
ただし、こちらの卓では25/50ペソや100/200ペソ以上の卓が立っていることも多く、気楽に遊びたい方はこちらがいいかもしれないです。
最低レートは現地人、観光客ほとんどポーカーを学んでいない人が多いためしっかり稼働すれば稼げる可能性はあります。
もちろん50/100以上のレートであれば一定数強い人も混ざっているので注意。
環境
★★★★☆
2016年にできたばかりのホテルということもあり、非常にきれい。ポーカールームも広い。
水もペットボトルで無料でもらえる。個人的には広すぎてソワソワしてしまった。一点wifiのつながりが非常に悪くてまともに使えませんでした。時間帯によっては普通に使えるので人が多い夜は繋がりにくいのかもしれません。
オカダマニラの名物の噴水ショーは夜の時間帯にやっているので見ると少しリッチな世界に浸れます。
飲食
★★★★★
カジノ内に夜分遅くまで営業しているフードコードがあり、ペッパーランチ、ハンバーガー屋、中華料理、とんこつラーメンなど豊富なグルメがある。※現在、一部添付が閉店してました。
カジノを出るとホテル内にも様々な料理屋さんがあります。※ただし料金も高め
特に3Fにあるメロディというビュッフェ形式のレストランでは2000~3000ペソで超豪華な料理を食べれることができラグジュアリー感を堪能できる。

周辺施設
★★☆☆☆
海外沿いの空き地の多いエリアに建っていて、周辺にもホテルしかない。
30分程度歩くとアジアで一番大きなSMモールアジアという施設があるため少し足を運べば買い物には困らない。
オカダマニラで十分完結しますが、周辺は開発中の地区なのかほぼ何もなかったです。
シティオブドリームズ 通称COD (25年11月更新)

場所:
リゾートホテルであり、マニラ第4空港の近く。オカダマニラからの比較的生きやすい場所にあります。
レート:25/50ペソ~
レーキ(手数料):10%+4BBキャップ
MAXバイイン:25/50は8000ペソ(160BB)
稼ぎやすさ
★★★☆☆
以下の場所でエントリー可能です。

現地人が半分以上、あとは観光で来ている海外のアジア系3割、その他2割。
といった感じでした。
最低レートが非常に緩く、50BBくらいで入って何か絡んだらオールイン!みたいな人もチラホラ。
私も海外のフロップ150BBオールインにトップヒットでコールしてしまい、ツーペアが出てきて手痛いことになりました。。
レイズには基本強い手が多く、ブラフも少ない。
感覚としてはオカダマニラに近しいながらも現地人比率は比較的高めに感じました。
環境
★★★☆☆
スタッフさんがとても親切で、ディーラーもリゾワより早めの回転です。
ただし、卓事態が少なめで時間によっては卓が開いていないかもしれません。
飲食
?
ホテル内で食事をしていないので不明です。カジノ外にはレストランエリアがありましたが、どの店もお高めでした。
周辺施設
★★★★☆
カジノから徒歩5~10分くらいのところに「Ayala Malls Manila Bay」という大型のショッピングモールがあります。
買い物や飲食が非常に充実しており、ポーカーに疲れたら行ってみるのはありです。


モール内のフィリピン料理屋の「Gerry’s」というお店に行きました。
たまたま店員さんが日本語喋れて、現地料理を堪能できました。※一品の量が多めなので注意

2Ace プライムポーカークラブ (24年8月更新)
レーキ:10% 300ペソcap JPレーキ25ペソ
バイイン額:1,000ペソ〜10,000ペソ
カジノではなく、ポーカー専用のお店です。24時間開かれていますが、夕方~朝方にかけてが盛り上がっていました。日本人のセイゲンさんが運営のサポートとして入っており、毎日1テーブル以上(50/100ペソ)開かれている専用のテーブルでプレイすると
※25年にまだ継続中かは未調査です。
・日本語OK
・お店の飲食全部タダ
という特大の恩恵が受けられます。特に日本でハウスプレイヤーとして参加されている方も多く、初めてで不安なこと、マニラ現地のご飯やその他の情報を教えてもらえたりと初めての方にめっちゃオススメでした。
気になるか方はセイゲンさんへDMしてみると色々丁寧に教えてもらえます。
https://x.com/JJ_macau ←seigenさんのXアカウント
一日しかプレイできませんでしたが、ディーラー、スタッフの質も他と比べると高く、また行きたいポーカースポットでした。

稼ぎやすさ
★★☆☆☆
50/100には日本人、韓国人が多く、現地のフィリピン人は25/50で多かったです。
ハウスプレイヤーも多いため、稼ぎに行くというよりは現地でのポーカーを楽しんだり慣れたりするためにいくスポットな気がしました。
環境
★★★★★
スペースも広くてさらに日本人もいて日本語もOKなので環境は24年時点でマニラ最強だと思いました。
ハウスプレイヤーの方もみなさん気さくで優しい方ばかりです。さらには卓に居ながらマッサージを400ペソ(1000円くらい)で受けれて体力も回復できます。
飲食
★★★★★
ご飯はセイゲンさん卓なら全部タダ。飲み物もタダです。
韓国料理とフィリピン料理がほとんどですが、普通に美味しかったです。特にマンゴーバナナシェイクはおすすめの一杯です!


周辺施設
★★★★☆
空港からは約15分くらいでgrabで行けます。オカダマニラへも比較的近く、ショッピングモールも徒歩圏内です。
今回近くのホテルを取ったのですが、SMモールアジアも行ける距離で非常に重宝しました。初めてはこちら周辺で宿泊して、2Aceとオカダマニラを交互に行ってポーカーを楽しむのがいいのではないかと感じました。
ポーカー旅の収支(23年8月)

準備編はこのあたりにして約3週間に渡るポーカー旅行に総収支について記載します。
ポーカーの収支
キャッシュゲーム
TOTAL +120000円
稼働時間 130h
時給換算 約923円
時給/3.7BB
うーん、しょぼい..
トーナメント(APPTサイドイベント)
TOTAL -175000円
ナショナル -35000ペソ
150人中40位くらい インマネ20位から
ターボバウンティ -25000ペソ
100人中16位 インマネ11位から
その他の滞在費
航空券
LCC利用 往復約50000円
夏休みシーズンだったのでやや高め。
ホテル
22泊 合計 112000円
6000円×17泊=102000円 2000円×5泊=10000円
宿代は始めてて不安なのもあってやや高めでした。後半は友人の宿に泊まらせてもらったため格安。
食費・雑費など
約200000円
きちんと計算してないのですが、食費や移動費、生活費(水や洗濯代など)、お土産代などでこれくらい無くなっていました。あとはカジノ内でバカラやスロットを遊んでしまった分も含まれてます。ここはもっと節約できそう・・
合計の収支
プラス分
キャッシュゲーム 120000円
マイナス分
トーナメント 175000円 航空券 50000円 ホテル 102000円 食費や雑費 200000円
合計収支 マイナス400,000円
めっちゃ使ってますね..。雑費があまりにも多すぎましたし、トーナメント出ちゃったのも敗因です。
24年8月のポーカー旅行収支
2回目のフィリピン旅行のポーカー収支も載せておきます。2ACEに行きましたが非常に打ちやすい環境でした!
期間
24年08月17~20日
総稼動
50/100 23h
100/200 5h
総収支
+46000ペソ
日本円で +115000円
収支
50/100
+388bb
+38000ペソ→95000円
時給16.9bb
1690ペソ→4225円
100/200
+40bb
+8000ペソ→20000円
時給8bb
1600ペソ→4000円
※サイドギャンブル
-11000ペソ スロット
-8000ペソ バカラ
計
-19000ペソ→ -47500円
マニラのグルメ・観光について
ポーカー以外にも現地のプチ情報を置いておきます。
グルメ
フィリピン料理は揚げ物が多く、味は濃いめ。酸っぱくて甘めな味付けが好みのようです。
フライドチキンがどこにでも売ってるくらいポピュラーです。あっさりしたものが食べたくなとこと請け合いです。

紹介してもらったアルゼンチン料理のステーキ屋さんやスペイン料理のパエリアが美味しかったり、多国籍料理を楽しむのがグルメではよいかと思います。
他にもチェーン店でサブウェイやメリーグレイスというイタリアンなどもあり、そこまで不自由はしませんでした。


観光
はっきり言って満足できるような観光スポットはありません。
歯を食いしばりながらポーカーを打ち続けましょう。といつつも息抜きも必要なので少しだけご紹介します。
SMモールオブアジアやマカティのグリーンベルトなど大型のショッピングモールはたくさんあります。お金に余裕がある方はブランド品など買い物してもいいかもしれません。

マニラ大聖堂
大きなステンドグラスが美しく、初めて聖堂に入りましたが空気感が澄んでいる気がしました。
ポーカーを打って金銭欲にまみれた煩悩が浄化された気がするのでここは行ってよかったです。

マニラ大聖堂の近くの一帯が観光スポットになっていて、サンチャゴ要塞やリサール公園
など自然があふれた場所もあります。
ポーカーの息抜きにはなると思いますが、そこまで感動する場所ではないことが留意していただきたいです。
マニラでのポーカー旅まとめ
ポーカーのキャッシュデビューするなら非常によし。
観光・グルメは期待するな。カジノ内の他のギャンブルやトーナメントに踊らされてはいけない!
ポーカーは『耐える』ゲームだなあと改めて感じました。
ハンドが来るのを待って、そこから相手の癖やスタイルを考えならチップをベットしていく。キャッシュゲームも時間をかけて大きな勝負になるのも待って、下振れることなくポットを獲得していくことの積み上げだなあと。
3週間といえど、ポーカー専業で生活している人の楽しさや苦労を感じることができたと思います。
人との出会いが多く、交流ができるのは魅力ですが結局は卓の中でのみ利益を奪い合うゼロサムゲームなので少しばかりやりがいには欠けるかなあと思いました。
ただ、読み合いの魅力はあるので趣味として長く楽しんでいきたいですね。日本でもカジノができポーカーは今後注目されると思うので今のうちから海外デビューしてみてはいかがでしょうか。
さわかぜ







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