映画批評「メイズランナー3 最後の迷宮」ネタバレありでストーリー紹介と感想、評価

映画

(当記事は、2018年7月8日に作成しました。) 

暑くなってきましたねえ。夏本番という感じがしてます。どうも、ゲーマーのリョウです。

来週に、ジュラシックワールド2 炎の王国という超大作が控えているなか

メイズランナー、メイズランナー2と映画館で見ていたので、せっかくだし完結編も観ようかな。という気持ちで

映画館にて鑑賞しました。驚くべきことに公開からまあまあ経っているのに土曜のためか人はそこそこ入ってました。

メイズランナー3 最後の迷宮

 

出展:メイズランナー 最後の迷宮公式サイトより

なんていうか、前作のメイズランナー2からだいぶ時間が経ってしまっているのと(主人公役のキャストが撮影中に大けがをしたことが原因らしい)、その前作の2作目が全くと言っていいほどの

メイズ感(迷宮)がなかったので、いやな予感がするなか鑑賞しました。

 

あらすじ

以下公式サイトよりあらすじ引用

トーマス、ニュート、フライパンの3人はフレアウイルスの抗体を有するグレーダーたちの最後の生き残りであった。ヴィンス率いるライト・アームの命令に反して、3人は友人のミンホを救うべく行動を開始した。抗体を持つミンホは、世界災害対策本部(WCKD)でフレアウイルスの治療法を見つけるための実験の被験者になっているのだという。3人はWCKDの本部がある最後の都市へと向かった。トンネルを移動している最中、3人はクランクに襲撃され窮地に陥ったが、その場に駆けつけたホルヘとブレンダの助力で何とか乗り切ることができた。その頃、WCKDの本部はミンホの血液から血清を作ることに成功していた。しかし、思うような治療効果は出なかった。

5人は最後の都市に辿り着いたが、町は防御壁に囲まれていて、容易に侵入できそうになかった。壁の外では、フレア感染者たちが「俺たちを壁の中に入れろ」と抗議集会を開いていた。WCKDの部隊が群衆に向かって発砲したため、人々は散り散りになってしまった。その騒ぎの中で、5人は覆面を付けた集団に身柄を拘束された。その集団の中には死んだはずのギャリーの姿があった。彼は生き延びていたのである。ギャリーは5人をローレンスに引き合わせた。ローレンスはウィルス感染者で構成される反乱軍のリーダーであった。ローレンスは5人に秘密の出入り口の存在を教えてくれた。トーマス、ギャリー、ニュートの3人は都市の内部に潜入し、本部の偵察を行った。テレサの姿を見かけたギャリーは、トーマスに彼女に手助けを求めてはどうかと提案した。交渉の結果、テレサは3人が本部に潜入するのに協力してくれることになった。テレサは3人に埋め込まれたマーカーを除去し、WCKDが3人を追跡できないようにしてくれた。

WCKDの本部に潜入した4人は2グループに分かれて行動することになった。反乱軍の人々のための血清を探すギャリー、ミンホを探すトーマス、ニュート、テレサの2グループに分かれた。その頃、ローレンス率いる反乱軍が都市の壁を破壊したために、ウィルス感染者が都市内に雪崩れ込んでいた。

 

いままでのメイズランナーがわかる予告PV

 

簡単に過去作のおさらい

メイズランナー

ストーリー ※軽くネタバレありです

・主人公は目を覚ますと周りを大きな壁に囲まれた小さな集落にいた

・主人公に過去の記憶はなく、ここにいる他の少年たちも同様に記憶もないまま過ごしていた

・夕方になると大きな壁は入り口を開け、巨大な迷路(メイズ)になり夜になると閉ざされる

・そのメイズには、少年を襲う巨大な雲のような化け物が潜んでいる

・その迷路は少年たちを飲み込み危険なので、一部の足の速い者たちをランナーとして迷路の調査に送っていた

・主人公も同様にランナーとなり、メイズの調査にあたる

・なんとか脱出方法を見つけるも外の世界には驚愕の事実が待っていたのだった。

メイズランナーの感想

個人的にこういった、閉鎖空間からの脱出激というものは大好物なのでとても楽しめて見れました。

ただ、あのとんでもないメイズの脱出方法が

「え?こんなんなの!?」

って感じだったので、少し表紙抜け感ありましたが、その世界観はとても好きでしたね。

ラストの絶望感もとてもよかった。

 

メイズランナー2 砂漠の迷宮

ストーリー ※軽くネタバレありです

・前作の迷路(メイズ)を脱出した主人公一行であったが、脱出した先は研究所になっていた

・研究所に捕われる主人公たち。前作の迷路はなんとWCKDという組織の実験だった

・研究所には他のメイズをクリアした人らもいた。彼らも含めクリア者は人体実験をされてしまうこと知った主人公たち

・からくも研究所からの脱出を遂げた主人公たちだが、外の世界は砂漠になっていて行く当てもない。

・砂漠には「クランク」と呼ばれる、病気?を持ったやつらがいて襲ってくるのだ

・その感染者を治す薬を作ろうとしているのが、研究所だった

・なかまの中にはヒロインがいるのだが、その子は結局WCKD側の人間だったから主人公たちの位置を送っていた

・なんやかんやで外でも色んな仲間と出会う。そしてWCKDの襲撃が

・仲間のミンホが捕まってしまった。どうする。3へ続く。。

メイズランナー2の感想

2でも同じような迷宮(メイズ)を期待していたにも関わらず、ありきたりなゾンビ映画になってしまったことに驚愕。

特にメイズ要素も一切なし。キャラクターも増えたけどなんか薄いし。

あげくに可愛いヒロインは裏切りものに。どうなってるんやこれって感じの方向に。。

1が面白かっただけに肩透かし感が否めない作品でした。

 

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簡単な「メイズランナー3 最後の迷宮」のネタバレありストーリー紹介

・仲間のミンホ奪還のため、組織の移送電車を狙うところから物語は始まる

 

・ミンホ以外にもたくさんの少年少女たちが移送されていて、その中の一両を奪うことに成功

 

・拠点に戻る一行、がしかしミンホはそこにいなかった

 

・それならばと単独でミンホ奪還をしようとするトーマス(主人公)だったが、親友であるニュートそしてフライパンに見つかり彼らとミンホを救いに行くことに

 

・道中クランクに襲われるも、敵の本拠地である研究所に到着。その途中、親友ニュートは感染しかかっていることを知る

 

・本拠地に潜入するために、WCKDの反乱組織の力を借りることに。その中には過去にメイズの仲間だったギャリーがいた

 

・反乱組織の協力のもと拠点に潜入に成功。しかし研究所に入るには、そこで働いている裏切りのテレサ(ヒロイン)を利用する必要がある

 

・テレサは捕まっているミンホから病気への特効薬を研究してたがうまくいってはいなかった

 

・テレサを誘導する主人公。そして確保に成功する。

 

・テレサとともに研究所の潜入に成功。捕まっているというエリアに向かうもそこにミンホはいなかった。

 

・ミンホのいる実験エリアに向かう途中、敵のボス的な男ジャンソンにばれる。

 

・その際にテレサはトーマスに「あなたの血なら世界を救えるかも」と協力を仰ぐ。

 

・しかし、テレサはトーマス達を逃がす形に。その際にトーマスの血液の入手に成功していたテレサ。

 

・トーマスの血には、病気を治せる可能性があることを知る。

 

・ミンホを救い合流するトーマスとニュート。がしかし、ジャンゾンは意地でも邪魔をしてくる。

 

・研究所にからは逃げたもののニュートは完全にクランク化してしまう。救おうとするも自らナイフを刺し死亡。

 

 

・親友を失い、後悔するトーマスは自ら研究所に戻り、研究所のトップであるエヴァ・ペイジのもとに。

 

・エヴァに説得され協力しようとするトーマス。がしかしジャンソンはエヴァを殺しトーマスを捕らえる。

 

・トーマスの血によって、人類を選別しようともくろむジャンソン。しかし、テレサによってそれは阻まれる。

 

・ジャンソンのしつこい追いかけっこから、途中トーマスは銃弾を食らうもなんとか逃げ延びたトーマスとテレサ。

 

・しかし、WCKD反乱軍によって研究所は壊滅寸前。ぎりぎりのところでトーマスの仲間が飛行機で駆け付けた!

 

・トーマスは助かるも、テレサは間に合わず研究所とともに散ってしまう。

 

・トーマスは目を覚ますと島にいた。仲間たちはトーマスが目を覚ますと宴を始めた。

 

・その中のリーダー的な男が、「ここにたどり着くのには多くに犠牲があった。この石にその名を刻み忘れぬようにしよう」

 

・ウィットそしてテレサの名前を刻む主人公トーマスとミンホ。

 

・最後にテレサが託した、トーマスの血を使って作った特効薬であろうものを見つめてエンドロールへ。。

 

個人的な評価と感想

評価点数

—————————-

ストーリー ・・ 55 点

映像    ・・ 60 点

演出    ・・ 50 点

音楽    ・・ 50 点

キャラクター・・ 55 点

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総合   ・・   55 点

総評コメント

「メイズ?ランナー?そんな要素は一切なし! ただ世界を救おうとする主人公やヒロインたちの姿勢は良かった。ただし、なんでも最後に殺せばいいってもんでもないぜ・・」

感想

まあ、前作の2にあたる砂漠の迷宮から、迷路要素とか関係ないし!感凄かったから今回もそこは覚悟はしてましたが、

予想通りというかなんというか、主人公たちレジスタンスVS WCKDという図での戦いをひたすら見せられ続けます。

一本の映画としてはアクションとか映像とかそこそこ見ごたえはありますが、あくまで1と2を観たうえでのストーリーに重点を置いてほしかったというのが正直な感想です。

最終的に主人公の血液にクランク化してしまう病気の特効薬を作れることを知るわけですが、だったら最初から主人公が無駄に抵抗せずに協力すればもっとましな世界になったんじゃね?

とか思ってしまいました。まあ、言ってしまえば実験用のモルモットだった主人公たちはそんなことしたくはないかとも思いますが。

そして、ラストではヒロインであるテレサは死んでしまい、謎の島でレジスタンスたちで暮らし、ハッピーエンドだったねー感がすごいのですが、個人的には

「なんも救われてないじゃないか!」って感じでした。最後のカット的にここから人類を救うための行動が始まるのかもしれませんが、なんか締まりのない終わり方でしたねえ・・

せっかく3部作ともに映画館で観たのに多少残念な気持ちではあります。

あと、ヒロインとか殺せばいいってもんでもないから!なんかそれでいい終わり方っぽくなってる作品もありますが、今作はわざわざそうする必要があったのは疑問です。(原作がそうなったからなのかな)

 

※余談ですが。ヒロイン役の女の子「カヤ・スコデラリオ」が可愛いと思ったので調べました。

以下Wikipediaから引用

 

カヤ・スコデラリオ
Kaya Scodelario
Kaya Scodelario
本名 Kaya Rose Humphrey
生年月日 1992年3月13日(26歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドパディントン
国籍 イギリスの旗 イギリス
職業 女優
ファッションモデル

可愛いですよね、なんか最近見たなーと思ったら「パイレーツオブカリビアン/最後の海賊」に出てた子なんですね。

映画で見ると意外と胸もあって(変態的視点)そこは観ていてプラスの部分でした。

彼女の今後の活躍に期待ですね!

 

ゲーマーのリョウ

コメント

  1. […] […]

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