映画「センセイ君主」ネタバレあり結末と細かいストーリーと評価・感想。竹内涼真、浜辺美波主演

映画

(当記事は2018年8月2日に作成されたものです。)

浜辺美波ちゃん大好きのゲーマーのリョウです。

本日、8/1に公開の

竹内涼真

浜辺美波

君の膵臓を食べたいの月川翔監督

による新作映画

センセイ君主

を見てきました!

あらすじ

どうしようもなくバカで単純だが、素直で何事にも一生懸命な女子高生佐丸あゆはは、ある日、クラス担任の急な入院のため代理でやってきた、イケメンな俺様系教師の弘光由貴先生に恋をしてしまった。しかし、あゆからの猛烈なアタックに弘光先生はつれない態度をとる。

予告PV

はい、もう予告からして浜辺美波ちゃん可愛い。竹内涼真イケメン。軽快なTWICEの曲もいい感じですね!

ネタバレなしの感想

君の膵臓を食べたい。で余命わずかな女の子を演じた浜辺美波ちゃんが再び主演するのは、弘光先生演じる竹内涼真にまっくずに恋する女の子で前回とは真逆のめちゃめちゃはっちゃけた役を演じています。

この作品、正直浜辺美波ちゃん目当てで見に行きましたが、なんていうかもう

「色々可愛すぎ!!」

の一言につきます(笑)とにかく空回りしている演技が想像以上にぶっ飛んでいて、普段大人しい印象の浜辺美波ちゃんからは想像つかないような演技の連発でおじさんもうたまりませんでした!(キモい)

女性目線も竹内涼真演じる弘光先生のクールの中にある胸キュンポイントにやられちゃうと思います。

初日で劇場のほとんどが女子で、ときより「キャァ♡」みたいな声もチラホラ。

そんな中、一人で鑑賞にきたアラサーの俺。くー!!きつい!

溢れる想いはさておき、ここからネタバレありで結末とストーリーを紹介。

※以下ネタバレあり

センセイ君主のネタバレありストーリー&結末紹介

「映画センセイ君主」の画像検索結果

出典:センセイ君主の予告より

佐丸あゆは(浜辺美波)は電車で一人の男子高校生に熱視線を送っていた。

その男が降りると、一緒にさまるん(佐丸のあだ名)も降りその男子高校生に告白する。

も、即玉砕。すき家で失恋したヤケ食いを食いながら親友の葵(川栄李奈)にビデオ通話して愚痴を聞いてもらっていた。

なんでも、失恋8連敗中だとか。すき家の会計にいくさまるん。会計は約5000円!しかしそんなお金はなくあたふたしていると一人のイケメン男性が「これ、一緒で」とさまるんの分出してくれた。

お礼をしたいと言うもあっさり断る男性。さまるん曰く「あれは極上の男」だと言う。

ある日の朝、いつものように佐丸、葵、幼馴染の虎竹(こたけ)でふざけていると、教壇には新任の先生が。そこにはすき家でさまるんを助けてくれたイケメンが!

先生は弘光由貴(竹内涼真)と言って数学教師で佐丸達の担任となる。

「あー、あのときの!」思わず叫ぶさまるん。

さまるんはラブノート(書かれた人は必ず告白される通称デスノート)に運命の人?→センセイ

と書いた。なんだかドライでクールな弘光先生。ここでセンセイ君主のオープニングとなる。

弘光先生に恋の相談と言って近づくさまるんと葵。無理やり佐丸さんからさまるんという呼ばせ方に成功させ彼氏ができないからどうしたら?と聞くと

「なぜ彼氏が欲しいんですか?」

と弘光先生。

「それはあ、、イチャイチャとか?」

言葉に詰まるさまるん。

そんなさまるんを先生は冷たくあしらうのだった。

これに腹を立てた、さまるんは意地でも彼氏を作ってやる!と奮闘することに。

そんなさまるんの下駄箱に一通のラブレターが!放課後呼び出されるさまるんはこの男性と付き合うことに。

初めての彼氏&デートに胸踊らせるさまるん。そんな姿を見た弘光先生は

「ほんとにその人のこと好きなの?」

と問い詰める。意地になったさまるんはそれでもデートに行くのだった。

そんなデートに来た男は私服をチャラチャラとさせ、歌は下手、色々汚い。と全くもってトキメキのないデートだった。

デート終わりの反省会で葵と虎竹と話すさまるん。彼氏のいる葵に聞く

佐丸「好きな人といるってどういうこと?」

「そりゃおめえ、好きな人といたら胸ボンバボン!だよ」

「映画センセイ君主」の画像検索結果

出典:センセイ君主の予告より

そうなのかーの落ち込むさまるん、全くデートでトキメキはないので明日別れることを伝える!

「お前なんか最低だ!」振った直後に男に噴水に突き落とされるさまるん。

ヘコむさまるんに手を差し伸べる弘光先生。

「あなたは彼氏がほしい。だけど好きではなかった。それでは幸せになれない。の3段活用です。本当に自分したいことをしてないからそうなるんです。」

これにより更に腹を立てたさまるんは弘光先生に半径1メートル以内には近づかない!という決意をする。

がしかし、ある日さまるんは日直で先生に皆のノートを渡さないといけなくなり、数学準備室に行くとそこには先生に猛アプローチをかける女子生徒二人が。

さまるんはスカウターと取り出し恋愛戦闘力を測ると。弘光先生が女子生徒に冷たくするたびメーターが上がって行き測定不能に!ドーン!っと壊れるスカウター。「なんてひどい人なんだ。」去る二人。

弘光先生「そんなとこいないで手伝って下さい。」

止むなく先生のノートの採点を手伝うことに。

ノートにスタンプを押してく弘光先生。スタンプは【大変良くできました】【もう少し頑張りましょう。】でノートのほとんどに【もう少し頑張りましょう】を押す先生。「結構冷たいんですね。」とさまるん。

「そもそもなんで先生になろうと思ったんですか?」

「あれですか?このバカチンが!?てきな?」

と金八先生のモノマネをする、さまるん。

すると、これにツボったのか初めて笑顔を見せる弘光先生。泣くくらいの大笑い。

「そんな本気でやらないでよ。久しぶりに笑いましたよ。」

「ボンバボン!」と胸が飛び出るさまるん。あれ?これは?いやまさか!とあわててそこを飛び出すさまるん。

違う、違う!これは恋なんかじゃない!とラブノートに、弘光先生について見ない、話さない、考えない。と誓う。

がそんなこととは裏腹にドンドン先生が気になってしまう。

そんなあるとき、数学準備室に行くと先生とふたりきりに。ふいにさまるんを褒める先生。さまるんは胸のハートが飛び出し、「そんなこと言われたら好きになってまうやろ!」と代弁する。

これ以上はやばいと、出ようとするさまるん。が、外は突然の大雨!

教室に残るというさまるんをそんなわけに行かないと車で送ることにした先生。雨に濡れないようジャケットでさまるんを包んだ瞬間、胸のハートが完全に弾けてハートの雨に。

「センセイのことスキ!」

完全にスイッチが入ったさまるん。家に送ってもらうも鍵を忘れてしまい仕方無しに先生の家に。

まさかの展開に焦るさまるん。そんな家にかわいいペンギンのキーホルダーが。なんでも幼馴染のサイモンに貰ったとのこと。サイモンらしき外人と映る先生を見ることに。更に家では宿題を説いてご褒美の頭ポンポンをしてもらいさまるんは大興奮。

ここなのか!?とさまるんは告白しようとするも、する以前に「そもそも先生と生徒だし。無理だよそういうの」とあっさり振られてしまう。

悔しがるさまるんは先生に誓う。「絶対に好きにさせてみせるもん!」

そんな先生は

「じゃあ、俺を落としてみなよ。俺は絶対落ちないけど。」

そう言われて家を出るさまるん。

さまるんは先生を振り向かせるため胸をボインに厚化粧をするも、「完全に方向性が間違ってる」と玉砕。

それから先生を振り向かせるためにあらゆることをすることに。

ホームルームで文化祭実行委員が決まらず、先生が困ってるいると迷わず手を上げ、さまるんと虎竹は実行委員をすることに。

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出典:センセイ君主の予告より

文化祭では、合唱をすることになりお題の曲を選ぶことになった二人。

先生は音楽も好きで、音符も数学を解くときと同じだから好きなんだと語る。

曲決めに難航していた、さまるん達。弘光先生から休日空いてないかと聞かれるさまるん。

キター!とテンションアゲアゲでラブノートにもデートプランを書いて行くことに。

当日、先生のお迎えで車に乗るとそこに虎竹も。

おい!空気読めや!と顔で切れるさまるん。そんな虎竹も実は昔からさまるんのことを想っていたのだ。

音楽ショップでまた金八モノマネをしたりして茶化し合うさまるんと先生を見て2人だけになった所を見計らい「これ以上、佐丸で遊ばないでくれ。大人だからわかるだろ。」と頼む虎竹。「あなたはどうなんですか?」と先生。「あなたも私もそこまで変わらないと思います。」と言う先生に対し虎竹は怒り帰るのだった。

空気を読んだと勘違いしてさまるんは引き続き先生ど出掛けることに。つぎは本場の音楽を聞こうと有名ピアニストのショーへ。

秋香(しゅうか)という女子ピアニストは2曲目にユキという友達に捧げるといい引いた曲はJUDY AND MARYの曲。

それを聞いたさまるんはこれだ!とJUDY AND MARYのオーバードライブを合唱曲に決定する。

合唱に向け実行委員として中心になり練習するさまるん達のクラス。そんな中、学校には先日のピアニストの姿が。彼女は西門秋香(新川優愛)。そうサイモンとはこちらの彼女だったのだ。

2週間のみの代理の音楽教師となった彼女は合唱のピアノも担当してくれることに。彼女はもともとフランスで音楽を学んでいた。そして数学でフランス留学をしていた弘光先生を再びフランスに戻させるため日本に来たのだ。

弘光先生と秋香は小学校からの幼馴染。そんな二人の姿を見ているさまるんは嫉妬して、いよいよ暴走。秋香の見ている前で数学準備室にて

「しょうがないでしょ!好きなんだから!大好きで大好きで仕方ないんだから!」

と自分の思いをぶつけてしまう。その帰りにやってしまった。。とすき家で例のやけ食いをしているとそこに弘光先生が。

一緒に帰る道で、秋香とのことを語る。

「もともと僕は数学好きで変わり者だった。そんな僕に唯一声をかけたのが秋香だった。二人それぞれ想いながらも秋香は音楽を目指すため。弘光は数学を極めるため別々の道に行った。それでも二人は思い出したりしていた。でも僕は自分の道から逃げてしまった。そんな僕を心配して来てくれたんです。そういう存在なんです。」

なんでそんなことを?と戸惑うさまるん。弘光先生は

「だってあんな真っ直ぐ伝えられたら失礼でしょ。言わないと。」

先生も合ってますよ。とさまるん。

後夜祭の伝説を葵から聞くさまるん。なんでも後夜祭のプロジェクションマッピングを見ながらキスをした男女は一生結ばれるとのこと。弘光先生を誘うも「見るわけないでしょう」と一蹴される。

そして、文化祭当日。本番直前に職員室に先生を呼びに行くとそこには黒板に数学を解く先生の姿が。なんでもプロジェクションマッピング用の機械が1台壊れたのでそのため1代のみで実行するための代案を計算中なのだ。そこには秋香もいて

「この目の佐丸ちゃんすごかった。行動しないと意味がない。あたしもそうする。フランスにユキくんを呼び戻すわ。それがあの人も幸せだから」と語る。

「でも、先生をしていてほしいです!」と言うさまるんに対して

「自分の幸せのために他の人を不幸にしてもいいの?」と問いかける。

黒板で幸せそうに数学を解く先生を見て何かを感じたさまるんは思わず職員室を飛び出してしまう。

そして、合唱本番へ。指揮を弘光先生が振る中さまるんは今までの先生との出来事を思い出す。「先生と離れ離れになるなんて嫌だ。」そう思いながら歌うその眼には涙が流れていた。

合唱が終わるとすぐその場を離れるさまるん。あとを追う虎竹。そんな姿を見て何かを感じた様子の弘光先生。

後夜祭のプロジェクションマッピングが始まろうとする直前、さまるんの姿がないことに気づく弘光先生。そこへ秋香がやってきて弘光に告白をする。一緒にフランスに戻ろうと。しかし、「今はほっと置けないやつができたんだ。ごめん」とその場を立ち去りさまるんを探すことに。

数学準備室にさまるんの姿が。「ここにいたんですね。」既にプロジェクションマッピングは始まっている。

「ほんとは先生をここに呼んで二人で見るつもりでした。」

「呼ばれてないけど?」

「もういいんです。正直もう冷めちゃいました。フランスから逃げてきたってことに。先生こそいい加減自分の人生ちゃんとしろ!です。だからもういいんです、先生はフランスに行くべきなんです。」と。

何かを言いかけようとした弘光先生。だが、さまるんはそのまま数学準備室を飛び出すのであった。

弘光先生とのことを書いたラブノートを燃やそうとするさまるん。そこへ虎竹が。代わりに燃やしといてやるからと言ってラブノートを受け取る。

数学準備室には弘光先生一人が。そこへ虎竹が。ラブノートを先生に渡す去る。ノートを見ると、これまでのこと。デートだと思って最後にキスするまでを想像していたこと。そしてノートの最後には

「先生に幸せになってほしい→先生は数学が大好き→だから先生は数学のためフランスに行くのが幸せ。」と書いてあった。

弘光先生はそのまま職員室に向かい、退職届を提出するのであった。

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出典:センセイ君主の予告より

空港で秋香と会う弘光。「良く戻ってくれたわ」「違う。戻るんじゃない。進むんだ。」

飛び立つ飛行機を見つめるさまるん。「これでよかったんだ」と胸に思うのであった。

そして、ときは流れて1年半後。テレビには数学の学者として成功した弘光の姿が。卒業式の日さまるんは髪を切って、卒業証書をもらっていた。虎竹は言う「お前のこと好きだったけど、入り込む隙ねーわ。いまだにあいつのことでいっぱいだしな。」

時は経ってもさまるんは弘光を想っていたのだ。

教室に戻りげた箱を開けるとそこには燃やされたと思っていたラブノートが。

中を見ると、

「運命の人?→センセイ」に対して赤文字で「俺にとってもそうだった」との記載が。

他にも、色々なページに赤文字でコメントが。

そして最後のページには、

「先生に幸せになってほしい→先生は数学が大好き→だから先生は数学のためフランスに行くのが幸せ。」に対して「俺の幸せはさまるんだよ」

の記載が。思わず涙を流すさまるん。そして、数学準備室に来ての文字も。

急いで数学準備室に行くとそこには、あの弘光の姿が。感動するさまるん。

「卒業おめでとう。俺も卒業してきたよ。自分のしたいことから逃げてさまるんを不幸にしないために。」

「今なら先生でもない。したかったこと叶えてあげる」と手を差し伸べる弘光。

さまるんはラブノートに書いた、キスのことだ!と気づきドキドキしている。このままキスか?と思いきや、さまるんのほっぺに

「大変よくできました」のスタンプを押す弘光。

「なんでー!?」と驚くさまるん。満面の笑みを浮かべる弘光のアップ。そしてエンディングへ。。

個人的な評価と感想

評価点数

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ストーリー ・・ 75 点

映像    ・・ 90 点

演出    ・・ 80 点

音楽    ・・ 85 点

キャラクター・・ 90 点

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総合   ・・   85 点

総評コメント

「かわいい!カワイイ!可愛い!とにかく浜辺美波ちゃんに尽きる。こういう演技も好き。竹内涼真もカッコいい。テンポもよくって最後まで楽しめる皆ハッピーになれる映画。」

正直言って、ストーリー自体はまあありがちな先生を好きー!ていう話なんですが、独特のテンポの良さ、浜辺美波演じるさまるんのキャラクター、女子なら胸きゅんの竹内涼真のサービスショットと男が見てもかわいい!だし、女性が見てもカッコいい!ってなれる映画ですね。

前提として、私は浜辺美波ちゃんが好きだからというのもあってこの点数です。8割浜辺美波ちゃんだったから。に尽きます。そのため、別にキャスト自体に興味のない人は退屈かもしれません。ただ、なるべく飽きさせないような演出の連続は目が離せなかったです。終盤までかなりのハイテンションで話が進んでいき、こんな女の子さすがにいないやろ!感全快なのでそういうノリが苦手な人も合わないかもしれません。私はこういうの割と好きです。

最後のキスしちゃうの??っていうシーンもやはりお互いのファンを汲んでか(事務所的なものかな?)結局そっちー?ていう落ちで結ばれてほしいけど、チューしてほしくない!という気持ちをうまくついているなと。劇場の女子たちからは安堵の笑いも。あとしっかり卒業してから、先生でもなくなってからていうのも良かったですね。

月川翔監督は見せ方が旨いですね。君の膵臓を食べたいでも、オリジナルな点を入れながらうまくストーリーを展開していましたし、全く毛色の違う今作でも色々な演出を使って楽しませてくれたので、今後、こういった原作ありきの実写映画化の中心になりそうな気がしました。

とともに日本映画ってやっぱ背伸びせずこうした方向にいくしかないのかななんても思いました。やはり予算的にも洋画のような派手な作品は正直日本映画じゃ難しいのでこういったキャストや演出で見る側を楽しませるという工夫をしていくしかないのかと。寂しい気もしますね。仕方ないですが。

まとめ

・浜辺美波ちゃん最強。ぶっ飛んだ演技に注目

・竹内涼真のセクシーショット多数。女子は胸キュン間違いなし。

・話の展開、見せ方がうまく90分という尺もちょうどよく最後まで飽きさせない。

以上です。

 

ゲーマーのリョウ

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