(当記事は2020年11月14日に作成されました。)
最寄りは都営大江戸線の西新宿五丁目駅。普段はあまり立ち寄らないその駅に今話題のラーメン店があります。
2020年6月にオープンしたばかりのこちらのお店には連日人が多く並ぶと言います。
故佐野実さんの支那そばやにて修業され多くの影響を受けた店主の新店ということで期待に胸踊ります。
お店の文字は佐野実さんの奥さましおりさんが書かれたとの事。深い関係性を感じます。
ラーメンの雑誌として有名なTRYラーメン大賞に新店部門として大賞に選ばれメディアにも紹介されたことで多くの人がこのらーめん嶋さんに訪れるのです。
ということで、私も早速ラーメン好きの同僚と行ってきましたので、レビューしていきたいと思います。
店舗情報
西新宿A2出口から、かに道楽のお店を正面に右に出てそのまままっすぐ5分ほど歩けば到着します。
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混雑状況や並び時間は?
平日金曜の夜19:00くらいに到着しました。食券は並んで順番が来てからの購入です。
並び約10人。女性客の姿も見え人気の高さが伺えます。
待ち時間は10人で1時間弱でした。
おそらく1杯1杯を丁寧に作っているためか回転は遅めです。
お店も2人で回していたため仕方ないですが、結構待つことを覚悟した方がいいです。
また、19:30前ごろ私たちのちょうど後にならんだ1組でお店は終了してしまったので、確実に食べたい方は閉店の2時間以上前(閉店は21:00)に並ぶことをオススメします。
メニュー、トッピングについて
醤油らあ麺、塩らあ麺、昆布水つけ麺(醤油、塩)の三本柱です。
佐野ラーメンで修業していたことから、醤油らあ麺がメインかと思われますが、普段醤油はかなり食べるので本日は醤油にしました。
また、つけ麺、特製トッピングや丼物各種が既になく、トッピングが肉ワンタン、海老ワンタン、味玉のセット220円のみだったのでそちらを選びました。
嶋の塩らあ麺について
狭めの厨房では二人がかりで1杯ずつ丁寧に作っているのがわかります。
麺が上げて、しっかり水切りをし、チャーシューを炙り、スープを作り、丁寧に具材を彩っていく。
思わず来ている皆が静かに見守ってしまいます。
ようやく、ラーメンが到着しました!
らあ麺について
店内はらーめんのみ撮影可能。ということで注意を払いながら撮影。
なんとも美しい1杯…
まずは極めて細くて繊細な麺からいただきます。
細麺ということで非常に口溶けがよく口の中でほどけてしまいます。
最近ここまで細い麺は食べていない(二郎系ばかり…)でしたので新鮮でした。
ススッといけてしまい、簡単に無くなってしまうのであっという間に食べれてしまいます。
黄金色の塩スープは以外にも味が強め。しっかりと濃い塩の香りがします。
細麺と合わさってこれまたうまい。
チャーシューは豚のバラと肩をそれぞれ炙ったもの。
炙った香りがしつつも柔らかくバラは脂身がありうまい、肩はしっかりとした食べ応えでどちらもたべがいがありました。
味玉は中まで味が通った濃いめの黄身。王道の味玉です。
ワンタンはそれぞれ肉と海老で好みで食べら、風味のいいスープとよく合いました。
ふう。最高に満足の1杯です。
勝手に麺レビュー
独断と偏見による筆者の麺評価です。個人差があると思うのでご了承ください。
麺 ・・・ 80点
スープ ・・・ 90点
チャーシュー ・・・ 90点
その他の具 ・・・ 85点
総合店 ・・・ 86点
あっさりと思わせながらの少し濃いめのスープ、それと合わせる細麺。
部位の種類の違う豚チャーシューにのどごしのいいワンタン、九条ネギ、細先メンマと隙のない鮮麗された1杯です。
個人的に細麺がそこまでではないこと(これは二郎に侵されてるのかもしれません)、そして淡麗系は最近色んなお店で食べれるというのもあってこんな感じに収まりました。
ただ、今回食べたのはあくまで塩ラーメンのみで他の醤油や昆布水つけ麺も非常に評価の高いお店なので再訪は必ずしたいお店です。
ごちそうさまでした。
さわかぜ
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