マーベルシネマティックユニバース制覇中のゲーマーのリョウです。
シリーズ前作の「アベンジャーズ・インフィニティウォー」では出番はなかったものの
今回は8/31公開されました、マーベル映画の最新作である
アントマン&ワスプ
(C)Marvel Studios 2018
を鑑賞してきましたので、ネタバレ含む簡単なストーリー紹介と
ネタバレなしでの感想。ネタバレありでの評価、感想、解説などしていきたいと思います。
作品情報
上映時間
118分
公開
2018年/米国
監督
ペイトン・リード
キャスト
スコット・ラング / アントマン
演 – ポール・ラッド(木内秀信)
ホープ・ヴァン・ダイン / ワスプ
演 – エヴァンジェリン・リリー(内田有紀)
ルイス
演 – マイケル・ペーニャ(小杉竜一〈ブラックマヨネーズ〉)
ハンク・ピム博士 / 初代アントマン
演 – マイケル・ダグラス(御友公喜)
ジャネット・ヴァン・ダイン /初代ワスプ
演 – ミシェル・ファイファー(高島雅羅)
あらすじ
頼りなさすぎるヒーロー、アントマン(ポール・ラッド)と完璧すぎるヒロイン、ワスプ(エヴァンジェリン・リリー)。
2人の前に、すべてをすり抜ける神出鬼没の謎の美女ゴースト(ハンナ・ジョン=カーメン)が現れる。
ゴーストが狙うのは、アントマン誕生の鍵を握る研究所。
敵の手に渡れば、世界中であらゆるもののサイズが自在に操られてしまう。
さらに、金目当ての武器ディーラーからの襲撃や、アントマンを監視するFBIの追跡も加わり、人や車、ビルなど全てのサイズが変幻自在に変わる“何でもアリ”の大騒動に!
ユニークなパワーと微妙なチームワークで、アントマンとワスプは世界を脅かす“秘密”を守り切れるのか……?
ネタバレなしでの感想
今作品は言わずもがな、マーベルシネマティックユニバースの第20作品目の作品。
また、2015年に公開された前作の「アントマン」の正当な続編となっています。
そのため、過去の作品を観ていていたほうが遥かに楽しめる内容となっています。
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「アベンジャーズ・インフィニティウォー」でのやや鬱めな展開になっているマーベルシリーズでしたがアントマン&ワスプは違います!最初から最後まで観客を楽しませてくれる仕掛けが満載になっています。
お馴染みの体の縮小化を生かしたアクションはもちろんですが、さりげないトークの掛け合いやキャラクターの個性が際立ったストーリーはとても楽しめました。
割とアントマンは他のマーベルシリーズとそこまで関わりがないため、
「マーベルシリーズあんま観てないなあ・・」
という方でも楽しめる内容になっています。
※以下からネタバレありなので注意
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簡単なストーリをネタバレあり紹介
※思い出しながらのため、抜けている個所や内容の順番が違うかもしれません。
起
ー 量子世界へ消えたホープの母 ー
ハンク(初代アントマン)とジャネット(初代ワスプ)では娘のホープ(のちの2代目ワスプ)に長くなる出張だと伝えて家を後にする。
二人は大勢の命がかかったミッションで超最小化(量子レベル)にならないと失敗してしまう状況に陥る
量子化すると普通のサイズには戻れず、量子世界をさまようことになる。
このとき資源の少ないハンクは量子化することはできず、妻のジャネットが量子化することになってしまう。
妻のジャネットは帰らず、悲しむホープとハンク。このことをハンクはいつも後悔していた。
ー 自宅謹慎中のスコットと追われるホープ&ハンク ー
(C)Marvel Studios 2018 娘のキャシーとスコット
それから約20年後、前作の主人公スコットは娘と自宅に作った迷路でヒーローごっこをしていた。
約2年前に起きた「ソコヴィア協定」によりキャプテンアメリカに協力し違反したスコット(※シビルウォー参照)は約2年の自宅謹慎をFBIより受けていた
まもなく自宅謹慎が終わる。もう少しだ」そう言い聞かせ自宅であらゆる娯楽を楽しむスコット。しかしそんな時夢で自分がとある女性(ジャネット)
になり小さな子供とかくれんぼ遊びをしている夢を見る。
明らかに不思議な現象なので、禁止されていながらもハンクに連絡を取り夢のことを話す。それから少し経つと
何かハエのようなものが部屋にいて、麻酔のようなものを撃ち込まれてしまう。気が付くと車内に座っていたのだった。
承
ー 母を救うため量子トンネルを開発 ー
(C)Marvel Studios 2018 量子トンネルを開発したホープとハンク
スコットが連れてこられた場所は、ハンクとホープによって作られたラボだった。二人は2年前のスコットの失敗によってスーツを作った者とし追われていたが隠れて特大サイズのアリたちとともに研究を続けていた。
二人はまだジャネットが量子世界に生きてるとし、量子世界へ自力で行ける量子トンネルを開発中であった。
そして、試験的に使った結果がスコットの見た夢だったのだ。
夢の内容から間違いなくジャネットからの発信だと知った二人は喜んだ。
「はやり母はまだ生きているんだわ!」
しかし巻き込まれたスコットはたまったもんじゃない。「俺は謹慎中の身だ!」
これも問題なかった。すでに家にはスコットの行動を完璧にインプットさえた巨大アリがスコットの代わりをしていた。
この量子トンネルに必要な部品がまだ足りないという二人は闇の武器商人バーチとの取引に向かうことに。
ー 新たな敵は透明化するゴーストスーツ ー
しかし、バーチはスコットの持っているラボ(縮小化されキャリーバッグ化されている)を更なる金儲けのため狙っていた。
素直に応じないならと、ホープはワスプに変身し力づくでパーツを奪うことに。
しかし、そこへ突然全身透明化する謎の全身スーツに襲われてしまう。ここでスコットも黙っていられず戦いに参戦!
(C)Marvel Studios 2018 新型スーツのアントマンと羽根で自由に飛べるワスプ
パーツは奪うも、ハンクが守っていたラボはその謎の相手に奪われてしまった。
なんとか奪われた携帯ラボのありかを見つけるため、ハンクは嫌々昔に喧嘩別れをした元同僚のビルのいる大学を訪ねる。
ビルと相変わらずの不仲のハンクはなんとか透明なゴーストの居場所を特定。そこにいたのは女性だった。
スーツを着ていなかったので能力は使えないと思ったが、不意を突かれて捕まってしまう一行。
ー 敵のゴーストは女。そして協力者の存在 ー
(C)Marvel Studios 2018 ゴーストの正体であるエイヴァ
ゴーストの女はエイヴァと名乗る。そしてそこいた協力者は元同僚のビルだった!
エヴァはハンクとビルの同僚である男の娘でその男は当時ハンクに協力してもらえなかったため会社を辞め単独で
量子にかする研究を続けていた。あるとき研究により事故で父と母は死亡。娘のエイヴァは生きるも爆発の影響で体が
不安定な状態でその結果透明になる病気にかかってしまったのだ。
さまざまな戦闘に利用されたエイヴァの唯一の理解者がビルだったのだ。ビルは残りの寿命の少ないエイヴァのため
治療法を探すことに。
結果、量子世界に取り残されたジャネットにその可能性を見出す。そのため量子トンネルのあるラボを奪ったのだった。
しかし、その方法ではジャネットに危険が及ぶと踏んだ3人はなんとかラボを奪い返す。
転
ー ジャネットを救うために初代アントマンのハンクが量子世界へ ー
(C)Marvel Studios 2018 量子トンネルの入り口
安全な場所で研究の最終段階に入るものの、あと少しで失敗してしまう。そんなときスコットの身にジャネットが乗り移った。
「この時のために計算していたの」というジャネット(姿かたちはスコット)
ジャネットのアドバイスにより実験は成功。しかし、武器商人バーチはスコットの仲間ルイスに自白剤を撃ち込み居場所を特定。
(この時のやり取りが最高に面白い)その場にいたエイヴァにもばれてしまう。
さらにはFBIにもこのことがばれ、自宅に押し掛ける。ハンクとホープはFBIに捕まってしまう。
間一髪でやり過ごしたスコットは急いで二人のもとに。ラボはバーチに奪われてしまう。
二人を救出したスコットはアントマン&ワスプでラボを取り返すことに。
そして、量子世界には初代アントマンでもあり夫でもあるハンクが助けに行くことに。
アントマン、ワスプ、そしてルイスたちの活躍でバーチからラボを取り返すことに成功。
残りの命が少ないゴーストのエヴァもラボを奪おうと攻撃を仕掛けてくる。隙を見計らって量子トンネルに乗り込んだハンクは
美しい量子の世界でジャネットを探す。
結
ー ジャネット救出とエヴァの救済、そしてハッピーエンドへ ー
量子の世界をさまようハンク。目的の座標にいくと幻覚を見ておかしくなるハンク。
そこへ妻のジャネットが近づきハンクを不思議な力で正気に戻す。感動の再開である。
どうやらジャネットは20年という量子世界での生活で不思議な力を持ったようだ。
元の世界に戻ろうとするも装置が反応しない。
一方、アントマン、ワスプらとバーチ、エイヴァによるラボをめぐる激しい戦いが繰り広げられていた。
ジャイアントマン化などでなんとかラボを取り返し、元のサイズに戻す。
(C)Marvel Studios 2018 バーチからラボを取り返そうとするジャイアントマン
一歩早く、到着してしまったエイヴァは計画通りジャネットから力を吸い取ろうと装置を使う。
間一髪のところでアントマンとワスプが止め、2人は無事帰還する、ハンクとジャネット、娘との感動の再開である(2回目)
透明化するエイヴァの姿を見たジャネットはその不思議な力を使い、エイヴァを助けるのだった。
こうして、バーチは捕まり、エイヴァは完治してはいないものの一命を取り留め、
ハンクとジャネットは余生をともにすごし、スコットとホープは恋人関係?になり娘と一緒に小型化した車で映画を楽しみエンドロールへ。
マーベル恒例のエンドロール後
ところがどっこい!
スコットは、エヴァを治すため量子世界へ小型化したトンネルを使用して量子世界へ。
ホープ、ハンク、ジャネットも外の世界でそれを手伝っていた。
「よし、もういいぞ。上げてくれ!」
がしかし、反応がない。
「おい、どーした!?聞いてるのか?何があった!」
ここでアベンジャーズインフィニティウォーにつながる。そう、世界人口の半分化によって3人は灰と化していた。
ラストカットでは、いなくなったスコットの代わりに巨大アリがドラムをたたいて終わる。
ネタバレありの評価、感想・レビュー
評価点
以下に個人的な評価を点数で付けます。
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ストーリー ・・ 70 点
映像 ・・ 85 点
演出 ・・ 80 点
音楽 ・・ 70 点
キャラクター・・ 85 点
—————————–
総合 ・・ 75 点
総評コメント
「ダサいけどかっこいい。そんな親父が大活躍。なにより笑える。最後までハッピーな気持ちになれる」
鑑賞後の感想
マーベルシリーズ前作アベンジャーズ4があの終わり方だったから、次のアントマンどうなんのよ!って感じでしたがふたを開ければ
誰も死なず(まあクレジット後はさておき)、誰も不幸にならずでいいハッピーエンドで久しぶりにほっこりできる映画でした。
ソー3では故郷滅ぶし、ブラックパンサーはなんだかなあって感じだったし、やっとこれがヒーローって映画な気がしてます。
自宅謹慎中のアントマンはアベンジャーズとは全く絡まず、特に他作品とのコラボもありません。まあ、単体でアントマンは見ておく必要ありですが。
何と言っても、アントマン役のポール・ラッドとルイス役のマイケル・ペーニャの演技が最高です。
あんなん笑いますわ。特にルイスの自白剤飲まされたシーンとスコットにジャネットが乗り移ったシーンの二人の演技は見ものです。
後半に差し掛かるまでアクションシーンは抑え目だなーと感じていいましたが、後半のラボを巡った争奪戦で一気にたたみかけて来ます。
今作ではシビルウォーで見せてくれたジャイアントマンもバンバン出てきて大活躍!小さいだけじゃないとこ見せてくれます。
前作アントマンではどうしようもないダメ親父から、ヒーローになって娘とも良好でおまけにホープという美人の新恋人もできてまさにハッピーエンドでした。
ところに!エンドクレジット後でしっかりとアベンジャーズに絡めてくるところとさすがマーベルといったところ。
ただ、最後のアリの演出はいるのか!?(笑)大事な伏線だったりして。。
まとめ
・今回のマーベル作品はしっかりハッピーエンド
・前半コミカル、後半アクションでバランス良し
・ギャグセンス高め
次回はマーベルとしてはヴェノムですね!ヴェノムのフォルム好きだから楽しみ。そしてシネマティックユニバースは大本命、キャプテンマーベルですね。
どちらも楽しみだぜ!
ゲーマーのリョウ
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