(当記事は2020年11月30日に作成されました。)
どうも、腹膜炎という大腸の病気となり入院中のさわかぜです。
更新が停滞しがちの当ブログ。入院あまりにも時間があるので筆を走らせることにしました。
あくまで今回の記事は書きたいことをなんとなく、おおいに筆者目線で書いているのでそのあたりご了承ください。
先日、そんなただのいちゲーマーの私の入院報告に多くのご心配&励ましリプが寄せられました。
この場を借りて多大なる感謝をお伝えいたします。
また、スト5の界隈でよく行われているのがこのような、ランクマッチの昇格報告ツイート↓
こちらの昇格ツイートにも数多くの祝福のコメントが寄せられ、その圧倒的なおめでとうのシャワーによって昇格した喜びを最絶頂へと上り詰めさせてくれるのです。
格ゲーマーは優しいのか?残酷なのか?
このようなツイートやリプを見ていると「格ゲーマーはなんてあったかいんだろう。みんな優しいなあ。」
そう心がほっこりするのですが、そこでふと、あまのじゃくな私は疑問に思いました。
「待てよ?優しい人が多いというのならなぜこんな、どちらかが勝ちどちらかが負ける。いわば食うか食われるというような残酷な世界である格ゲーにハマっているのだろうか?」
格ゲーなんて、勝った者こそがすべて。負けたほうは知識がない、対応できてない、対策ができない、そんな言葉で済まされてしまう極めて野蛮なゲームになぜここまで熱くなっているだろうか?
私自身も職場などの現実世界ではあまり目立つようなことはしたくない。認められなくてもいい、ただお金を稼げれば、生活さえできていれば、最低限のことさえしていれば、、だってそれが自分なのだから。
そんな思いに任せて生きているのですが、いざゲーム内での勝負が始まると負けたくない、ハメたい、わからん殺ししたい、一方的な二択をかけたい、ぶっぱなしCAさえ当てれば、勝ちたい、勝ちたい!勝ちたあい!!
そんな人として業の深い部分が見え隠れしてしまうのです。こうやって時間がある病院という環境の中でふと考えました。
果たして、人に見せている自分と戦いの中での自分、どっちが本当の私なんだろうか。。
今回はそんな格ゲーマーの実際のデータや生態、おおまかな性格などを何個か項目に分けて圧倒的な主観に基づき記事にしていきます。最後にはこんな風になればいいなという希望付きです。
格ゲーマーの年齢層、男女比は?
そもそも現在の格闘ゲームの層や男女比などをまずは見てみる必要がありそうです。
色々調べたのですが、残念ながらちゃんとしたデータはなかったのでスト5の動画を中心に動画を上げている当方のチャンネルの視聴データから見ていきたいと思います。
現時点でチャンネル登録者3000人弱、総再生が100万弱で内容的にも初心者向け動画がメインであるため正確であるかはさておきデータを見てみましょう。
参考件数、総再生数100万回のデータについて
・全体の男女比率
男性 98.5 % 女性1.5%
・年齢層
- 13~17歳 4.5%
- 18~24歳 26.7%
- 25~34歳 38.0%
- 35~44歳 25.2%
- 45~54歳 5.3%
- 55歳以上 0.3%
あくまで、これはYOUTUBEでの当チャンネル基準などで正確なものではないと思いますが、圧倒的な男性社会です。これは格闘ゲームで活躍する女性ゲーマーがあまりいないのも納得ですね。
年齢別に見るとほかのゲームジャンルに比べたら20代後半から30代前半の世代が極めて高いです。これははやりスト2をきっかけに格闘ゲームが流行ったくらいからプレイをしている世代なのからかなと思います。
格ゲーマーの性格や生態系について
それでは、衰退傾向にある格闘ゲームをやっている人たちは一体どんな人たちなのでしょう、この2~3年格ゲー界隈(というよりスト5界隈)のSNSや動画に張り付いてきた経験から考察させてもらいます。
あらかじめ言いますが、圧倒的に主観が入っているということをご了承ください。
結論から
「変態が多いけど、優しい。」
ということです。変態が多いなんてやばいゲームジャンルじゃないかとお思いかもしれませんが私はそう思います。
すべての人がそうである、とは言い切れませんがおおむね該当しているはずです。
そうではありませんか。 ストーリーがガバガバな設定の中で相手のキャラと戦うこと以外特に目的もないゲーム。究極相手の体力ゲージを減らすことだけが目的の単純なゲーム。
がしかし、色々な格闘ゲームがあり方法は千差万別。しかもその勝ち方やキャラの動かし方だってゲーム内ではちゃんとは教えてくれません。
運なんて通用しない、初心者は操作が難しいコンボが最低ライン。なんて厳しい世界なんでしょう。単純なルールながらにスタートラインに立つのが大変なんです。
いまでこそ、インターネットでの情報があふれているので調べることはできます。それでも他のゲームジャンルに比べて圧倒的に情報量が少ないのも格闘ゲームであると思います。
そんなゲームを好んでプレイする人々は変態以外何者ではないのです。
ただ、その大変な先にある相手に勝った時の達成感、そして何か新しいことができるようになったときの喜びは他のゲームジャンルに勝るものがあると私は思います。
だからこそ、そんな苦労と達成感を知ってるからこそ人にやさしくできるのかもしれません。素直におめでとうを言えるのかもしれません。
SNS上でまれに起こる凄惨な炎上事件
ほんとうにまれですが、スト5界隈のツイッター上のタイムラインでとある話題で盛り上がったり特定のユーザがやり玉にあがることもあります。
私自身は普段そこまで関与したり反応はしないようにしているのですが、そのようなことが起こるたび私は思います。
「あ、また始まっとる!」と。
あまり具体的な話をするのは野暮ですし掘り起こして申し訳ないですが、とある方がLP(ランクポイント)は飾りである。本気でラウンジをしている人たちのが強いみたいなことである期間、この話題で盛り上がることになりました。
そしてその後その方はランクを強さの数値化をしてしまうようなことも言ってしまいました。
そんな発言に界隈は一斉集中砲火!(「いまだ!」)
いるのです。ここぞとばかりに隙の糸を狙う、全集中の常中を備えてるユーザが。(最近ハマっている鬼滅ネタですいません)
本来自由な発言の場であるSNSでの発言に敏感にとらえてしまう人。そしてその敏感になった発言に面白半分で乗っかってしまう人。
あくまで私は思います。「自由にすればええじゃないか」と。
ただの憶測ではあります。が、わかります。ストレスが溜まっているのです。日ごろなかなか勝てないランクマで、成長の実感のできない戦いの中で。
いいではないですか、いろんな考えの人がいても。どんなプレイスタイルの人がいても。それは個性なのですから。
批判はしても自分の特には何なりません。自分を認められない人が他人も認められないんです。(たぶん)
格闘ゲームがよりいい方向にいくためには
とまあ偉そうに書いている私もランクマで切れてしまうこともあります。相手のパターンに対応できないとき、自分がみじめになるのです。
「まったく、、くだらないわ!」
そう、くだらないのはそんな技を食らっている、動きを変えることのできない自分自身なのです。
プロの方や強豪のプレイヤーの戦い方や考え方についての話を見たり聞いたりしているとひとつの回答につながります。
あの人たちは相手の引き出しを理解し、それを知ろうとしている。そしてその引き出しに対しての正解を常に頭に入れていて、その何個もある引き出しを常に意識しながら戦っていると。
その戦い方を相手に合わせて変えていけるのが本当に強いプレイヤーなんじゃないかと思うわけです。だから
究極、格闘ゲームで強くなる=相手の気持ち(相手キャラ)を理解する
ということなんじゃないかなと。前々から思っていたんですが、お強いプレイヤーの方ってもちろんその立場もあるからだと思いますが、人を落とし入れるみたいなことはしてないんですよね。(自分の知ってる限りは)
というか、そんなことしている暇あったら相手キャラの対策をトレモでしたり、自分のキャラの精度を上げたりしている。そんな究極に格ゲーが好きな変態がやっぱり強いんじゃないかって思うわけです。
だからそんな究極の変態な人たちが今の格闘ゲーム業界を支えているように、そうやって本気でゲームをやる人たちが増えることがよりいい方向に格闘ゲームを運ぶことになるのかなとか。
そうやって強い方って結構ほかのプレイヤー目線で色々教えていたりアウトトップされてたりすることも多い気がします。
あとは、ゲーム面でいえばもっと各キャラごとのチュートリアルを充実させるとか、初心者用のストーリー形式のモードを作るとか初心者ユーザ目線でのゲーム作りも大切かもしれません。
何が言いたいかというと、格闘ゲームは
やった分だけ強くなれるし、楽しいけどもその感覚を得るまでのプロセスが現代においては大変で挫折する人が多いであろうということ。
もちろんゲーム側でのネットワーク環境やシステムやとっつきやすいゲーム性を作るなどの課題はあれど、
ユーザ側でもそうした初めての方や初心者が入ってきやすいような体制や環境を少しづつでも用意することで定着していくことになるとのかなと思います。
だからサブ垢使って初心者狩りとかファンメとか絶対だめ!(これ重要)
まだまだ衰退しているゲームジャンルだけど私自身も大好きだから少しでも何かできるよう考えていきたいと思います。
さわかぜ
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