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アドベンチャーゲームをこよなく愛する男、どうもゲーマーのリョウです。
今回は先日、体験版プレイ後の記事を書きました、
DETROIT:BecomeHuman
をクリアしましたので、クリア後の感想をネタバレありでしていきたいと思います。
PS4用アドベンチャーゲーム 「DETROIT:BecomeHuman(デトロイトビカムヒューマン)」について
詳しいあらすじやキャラクターについては以前に記事にしていますので、そちらをご覧ください ↓
ネタバレなしでストーリーやゲーム性を要約すると
・アンドロイドが一般化した、2038年のアメリカのデトロイトが舞台。
・主人公はこの世界でそれぞれの役割を持ったアンドロイド3体
・ストーリーを決めるのはプレイヤーの選択次第。選択によってキャラクター善にも悪にもなります。
・ストーリーは何個もパターンがあり、クリア時間は大体15時間前後。(途中からやり直すことも可能ですが、セーブデータはひとつのみなので並行して進めません)
そんな、今回のゲームですが、
実況プレイで動画をUP しているのでよければ参考にご覧いただけると幸いです! ↓
※気になった方はネタバレ見る前に是非やってください!
以下ネタバレありでの感想
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個人的ゲームの感想
ゲームも映画批評同様に点数を付けたいと思います。
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ストーリー ・・ 95点
キャラクター ・・ 90点
映像 ・・ 92点
音楽 ・・ 88点
ゲーム性 ・・ 90点
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総合点 ・・ 92点
総評コメント
「何パターンもあるストーリーの濃さは圧巻。ゲームの枠を超えた映画のような作品」
本当にストーリーがよかった。設定としては、アンドロイドが自我を持ってしまったら?
というターミネーターとかアイロボットとかありがちな設定ではあるけれで、ゲームというジャンルでここまで精巧に作られた作品なかったでしょう。
特に、それぞれ立場や役割が違うアンドロイドが主人公ということで、プレイヤーはもちろん人間でありながらも、アンドロイド達を操作していくことによって感情移入感が半端ないです。
ゲーム中に思わず
「なんでそんなことするんだ、人間は!」とか
「えー?そんなつもりなかったんだけど、なんでこんなことに・・」
とか叫んでいることが多々ありました。
ストーリーはもちろんですが、個人的にこういった、
「自分の選択肢でストーリーが二転三転していく話」
が大好きでした、ただ一方的に見させられてるだけでなく、あたかも自分がその世界に介入しているような感覚になって非常に好きです。
また、その濃厚なストーリーとは裏腹に操作性は非常にシンプルなので、ゲームが苦手な方でも直感的にプレイできると思います。
個人的に直してほしい点は、ムービーのカット機能がほしいという点です。やはり二週目以降はしんどいです。。
ここで、簡単に各キャラクターのストーリーについて、だいぶネタバレありで書いていきます。
コナーパートのストーリーについて(ネタバレあり)
コナーは警察の捜査用に開発された初のプロトタイプ型アンドロイド。
彼は基本的に、人間側のアンドロイドであり、他のアンドロイドたちが意思を持って行動(そのようなアンドロイドを変異体とよぶ)を起こしてしまう事件を追うことになります。
パートナーである、ハンク・アンダーソン警部補と一緒に変異体による様々な捜査にあたることになるが、
事件で巡り合う変異体やハンクとの行動によって自分自身の存在にも疑問を持つようになる。
プレイヤーの選択によって、
彼はあくまで人間のいいなりの機械でいるのか?
自分も変異体となりアンドロイドの味方になるのか?
を迫られることになります。
おそらく、プレイヤーの判断によって立場が一番大きく変わることになる主人公です。
性格は機械ゆえに従順な様子ですが、ハンクとのやり取りは非常に面白くてほっこりしてしまうシーンもしばしば。
一方、パートナーのハンク警部補はだらしなく、酒浸りなおっさん。過去は優秀な刑事でしたが、子供を事件で亡くしています。
なぜかアンドロイドを嫌っていますが、その原因は子供の死にあって、子供の事故直後に手術を担当していたのがアンドロイドということがあって
アンドロイド嫌いはそのことが原因だったようです。しかし、そんな彼はこの物語で一番人間味にあふれたキャラクターで最終的にはアンドロイドの気持ちもわかるといった一面も見せます。
私も物語を通してハンク警部補のことが好きになりました(笑)
コナーパートのテーマを上げるとするなら
「他者とのふれあいによって生まれた自分自身の存在への問いかけ。」
なのかと思いました。
カーラパートのストーリーについて(ネタバレあり)
カーラはもともと以下の動画で登場したアンドロイドです。この動画が評価をされて、本格的にこのデトロイトビカムヒューマンが開発されたほどです。
ちなみに本編のカーラもこのPVのカーラのようです。
カーラは、家事手伝い用のアンドロイドです。なんと上の動画にもあるように夜のお供もできるとか。。カーラほしい。
カーラはトッドという男に雇われており、しかも記憶がなくなった状態でスタートします。
このトッド家には、女の子がいて名前はアリス。
この女の子の存在がカーラの運命を大きく変えることになります。
最初は従順にトッドの言うことをきくカーラ。しかし、このトッドという男、アンドロイドのせいで仕事がなくなり妻には逃げられ、
薬を決めて娘のアリスに虐待をしているではありませんか。
そんなアリスを救うため、カーラは変異体になることを選びます。
変異体になったことでトッドの命令に背き、アリスと家を出ることになります。
そんな二人に待っているのは過酷な現実・・。
カーラとアリスは自由を求めて様々なところに行きます。時には悪い人、時にはいい人に会いながらも旅を続けるカーラとアリス。
そんな二人の物語はプレイしていて、心に迫るものがあり、3人のなかでもひときわ切なく、悲しいお話になっています。
途中ルーサーという大男タイプのアンドロイドとともに行動もするようになり、まさに家族のような3人に。
そしてなんと驚愕のことが。(内容はかなりストーリーの肝になるので伏字にしています。)
(※アリスも実はアンドロイドだったのです。)
最終的に二人はジェリコのリーダーであるマーカスのもとにたどり着きますが、生き残れるのか死んでしまうのかはプレーヤー次第です。
そんな二人のストーリーのテーマは
「愛に種族は関係ない。自由を求める勇気。」
といったとことなのかと思いました。
マーカスパートのストーリーについて(ネタバレあり)
アンドロイドを代表して、人間に対して反乱を行う「ジェリコ」のリーダー的存在。
もともとは、有名芸術家のカールの専属アンドロイドであったが、とある事件をきっかけに廃棄されてしまい
そこから這い上がることで人間に対しての強い敵対心を持つことになった。
彼は普通に主人に仕えるアンドロイドとして、物語が始まります。
この主人はとてもいい人で、マーカスを実の息子の様に扱い、人間とアンドロイドの在り方についても疑問を持っています。
ある時、マーカスに自分の意志で絵を描かせたことをきっかけにマーカスは自分の存在に疑問を持つようになります。
そんなとき、カールの息子がやってきてカールにお金をせびります。そんなダメ息子はマーカスに対して敵意を見せ、暴力まがいのことをします。
それをきっかえにマーカスは変異体になり、廃棄されるのものの復活を遂げ己のすべきことをするようになるのです。
復活を遂げた、マーカスは変異体になったアンドロイドが集まる「ジェリコ」という場所へ。
ジェリコはただ、アンドロイド達が身を潜めて暮らしている場所であったが、マーカスは言う
「自分たちの尊厳を示すため、人間に対して反旗を翻そう」
こうして、マーカス率いる「ジェリコ」と人間(政府)達との戦いが始まるのです。
反乱といっても、暴力的な反乱にするか、平和的に訴えかけるかはプレーヤー次第。
プレーヤーによって、人間を殺しまくるアンドロイドになったり、ひたすらメッセージを伝えようとしたりと様々な方向に進みます。
3人のなかでも戦闘やアクションは多く、反乱するアンドロイドたちのリーダーなのでまさに本当の主人公に近いストーリーかもしれません。
最終的に、人間の敵となるか、人間に淘汰されてしまうのか、人間から逃げるのか
はまさに物語の展開次第。プレーヤー次第です。終始熱い展開が進みます。
そんな彼のストーリーのテーマは
「何かを成しえるために必要なのは強い意志であり、尊厳を保てないなら生きている意味なんてない」
といったところかもしれません。
総評
色々書きましたが、
とにかくやってほしい!
の一言です。正直まだまだ認知不足でやっている人や知っている人は少ないと思います。
ただ、この名作は心に残り続けるものになりそうです。さすがはHEAVYRAIN(ヘビーレイン)を作った会社。
そのリアルな映像、そして重厚なストーリー。全くもっていい作品でした。
まだ、一週目クリアですが、まだストーリーで補完されていない点も多いので引き続きやっていこうと思います。
ストーリー重視の人や映画のようなゲームをしたい!と思っている人にはほんとにおすすめの作品です!
ゲーマーのリョウ
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